高校の中間テストで、高2の生徒さんが、自己最高の”学年3位”を取ることができたと、歓喜の報告をしてくれました。それまでの16位を大きく更新して、大躍進です。その生徒さんお勉強に対する姿勢をみてみると、[古典] は「中納言参り奉りて」(徒然草)の本文の現代語訳・品詞分解・敬語の方向を完璧になるまで、繰り返しチェックします。また、Youtubeで漫画つきのわかりやすい解説をしている動画を紹介すると、「見せて下さい」と積極的に見てくれました。苦手な [物理] は、「先生いっしょにやりましょ」と、お互い空いている時間をみつけては、「力のつり合い・垂直抗力・弾性力・張力」の計算問題や図で示す問題で、わからないところを質問して、解説を聞いて理解しながら解答できるようになるまで、やはり繰り返していました。 [コミュ英] は、重要単語・熟語・文法のチェックののち、本文の和訳をできるようにしてさらに、今度は英訳して本文に戻せる練習もしました。地理・現代文・数Ⅱ・英表も、同じように、自分が納得できるまで、食らいつくかのように、説明を求めてきました。今回は、英検準2級の一次試験と、時期が重なり、その対策学習・本番受験にも同時に取り組んだ中での高得点・高順位 を掴み取ったものでした。彼女は決して天才タイプではありませんが、「努力の賜物」、「必死の一念」に勝る強みはないことを、教えてもらった気がします。